難病児向けおもちゃセット「あそびのむし」の効果測定に係る調査報告書を公開しました
2024.12.26
調査実施の背景・目的:
医療的ケア児や重症心身障害児など難病の子どもやその家族は、日々の生活を送る上で日常的に医療的ケア等の特別な配慮を必要とするために、地域における様々なサービスの利 用機会が制限されている状況にあります。
日本財団では、特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 東京おもちゃ美術館との共同により、難病の子ども達が遊べるおもちゃセット「あそびのむし」を開発し、2019 年から 全国の福祉施設や病院240ヵ所へ無償配布、配布先を対象とした研修会や交流会の開催を進めてきました。
この度、配布先を対象とし、「あそびのむし」が子どもや支援者に与えた効果や好事例、活用状況などを調査するとともに、要望や改善点などの把握を行い、今後の配布の在り方 の検討材料を収集することを目的にアンケート調査を行いました。
難病児向けおもちゃセット「あそびのむし」の効果測定に係る調査報告書(PDF)
(注)
「あそびのむし」は、難病の指定を受けている子ども、呼吸管理や経管栄養等の何らかの医療的ケアを必要とする子ども、その他の病気や障害がある子ども、家族、きょうだい児 など、幅広い方々を対象としています。報告書の記述においては、そうした子どもたちを総称して「難病児」と表記しています。
「あそびのむし」活動レポート
1 おもちゃセット「あそびのむし」で広がる笑顔の輪